本当に儲けたいならここに注意
ためしに銀行で1万ドルの外貨預金をしてみましょう。 ニュースで為替レートが1ドル=100円だと知ったあなたは、今1万ドルを買って、Iドル=101円のときに売れば、1万円の儲けが出ると考えました。
ところが、銀行はニュースの為替レート通りに円とドルを交換してくれるわけではありません。銀行では、毎日午前10時に公示レートを基に、各通貨の伸値(取引の基準レート)を決めています。この仲値を基準に為替手数料を上乗せしたものが、銀行で顧客が外貨を買うレートになります。米ドルの場合、通常1円か上乗せされます。
つまり、仲値がIドル=100円のときにドルを買う場合、仲値に1円プラスされたIドルー01円か購入レートとなり、101万円が必要になるのです。
2円以上円安にならないと手数料をカバーできない
しばらくするとIドル=101円になったので、あなたはまた銀行に行って、1万ドルを売ろうとしました。ところが今度は、仲値から1円差し引いたIドル=100円でないと売ることができません。そのため、戻ってきたのは100万円でした。結局、1円の円安によって儲けを出すどころか100万円1101万円=−1万円の損失になってしまったのです。つまり外貨預金の場合、2円以上円安にならないと、儲けが出ないのです